体操三井島システムとの出会いに感謝

千葉県

指導者 渡辺 森枝

ひときわ姿勢が良く、爽やかな武田淑子さんに初めてお会いしたのは、30年前、子供の学校の保護者会の席でした。体操教室の帰りとのことで、後日、見学させてもらい、今までやったことのない動きに驚き、即入会を決めました。出来ない動きが多くても、体操後の爽快さに、週1の体操が楽しみに、そして夢中になりました。 御主人の転勤でこの地を去ることになった武田さんの勧めで、指導者養成研修を受け、指導者になりました。 このコロナ禍で、教室が休みの日々が続きました。5ヶ月ぶりに、4~5人ずつで再開した教室では、毎日ウォーキングをしていた人も、腹筋、背筋の衰えに驚き焦ったり、又悲しいことに転んで骨折した人もいます。この体操が、いかに私達の身体にとって大切なものだったのか、そして継続の大切さを改めて痛感されられました。今では、転ばないように気をつけましょう。が、帰りの挨拶のひとつになっています。 体操三井島システムは、三井島智子先生が、全身に落ちこぼしのないように処方された素晴らしい体操です。 これまで、いろいろな理由で退会した人もいますが、1週間に1時間自分のために体操の時間を是非作って欲しいと思います。そして人生の最後まで、自分の力で動けるように体操を継続して欲しいものです。 この体操を実践していれば、自分の体と向きあって、緩やかな年令を重ねていくことが出来ると、会員さん達も私も思って毎週続けています。 今は、コロナが1日も早く終息して、安心して合同練習会や記念会が出来るようにと願っています